ベランダ水耕栽培④ 設備フル稼働
トマトの状況
サントリーのミニトマトも大きくなってきたので、3台目のポリタンクに移しかえることにしたよ。
↑ トマトとマルナスが同じタンクに入ってる。 2019.6.12
根っこを傷めないように、引っ張り出すとこんな感じ↓
芽かきについて
土耕栽培では、トマトは芽かきをして枝分かれさせずに栽培するが普通だけど、水耕栽培では水中に絶えず液肥が循環してるので、条件さえ整っていればどこまでも成長するため、あえて枝分かれさせて、収穫量を増やすんだ。
着果状況
今のところ、花は咲いているが、着果がいまいちかな?
花が咲いた時期に、少し気温が低かったせいかもしれない。
一番花房が着果しないと、その後の着果もしずらくなるらしいので、ちゃんと着果させるため今年からトマトーン(ホルモン剤)を導入し散布したんだけど、少し心配だな。
今までは、指ではじいて花粉を散らし受粉させるだけだったが、トマトーンは本当に効くのかな?
過去との比較
3年前のこの時期の写真(下)が残っていた。
これと比べると今年は開始時期が遅れた影響もあるが、気温が低いせいで生育の状況が悪いみたいだ。
↑ 3年前の状況 2016.6.19
マルナスの状況
トマトと同時に水耕を始めたマルナスは、根の成長が遅くまだ短いな。
↑ 最初に買ったマルナス
水に漬けただけの水耕栽培
後から買い足して一度は干からびそうになったマルナスも、水用の根っ子が生えてきたよ。
だけど実験を兼ねて、発泡スチロールの水槽に入れていただけの状態で、どこまで育つか少し様子を見ていたんだ。
↑ 後から買い足したマルナス
しかし今日、根っこの様子を確認しようと発泡スチロールの上蓋を開けてみると
ひょえ~!!
ボウフラがウヨウヨしている! 蚊も飛んでるし。
蓋をしていたのに、こんなにわくかなぁ~
直ちに実験を中止し、2階ベランダの水耕栽培の方へ移すことにしたよ。
また水槽の水はゴーヤの肥料として土に撒き捨てた。
それにしても2階のベランダのエアーポンプ式水耕栽培では、ボウフラを発見したことはないのに何故?
蚊は、エアーのブクブク音を嫌がって来ないのかな?それとも2階までは飛んで来にくいからかな?
もうポリタンクの予備がないので、結局マルナスは2本まとめて育てることにしたよ。
↑ 左 最初に買ったマルナス 右 後から買い足したマルナス
※ 綿毛布にかなり藻が生えているので、水で洗い流そうとしたが、毛布を触ると溶けたよう生分解されている。バクテリアでも発生しているかな。
土用の根を切った場合と切らない場合の比較結果
土用の根っ子を切ってから水耕を始めた場合と、根を切らずに始めた場合(買い足したマルナス)の差を比較していたけど、どちらも水用の根が生えるまでの期間は同じで、水用の根っこが生えだしたら急に成長を始めたぞ。
根っこを切らなかった方は、葉がしおれなかったので、やっぱり切らないにこしたことはないよ。
トマトの場合は3~4日ほどで、水用の根がすぐ生え始めるのに対して、ナスビは2週間ほどかかるので、焦らずに根が生えるのを待つことが必要みたいだな。
水耕栽培フル稼働
最終的にポリタンク3台を使用し、水耕栽培はフル稼働になったぞ。
3台のポリタンクに1台のエアーポンプで供給しているので、エアーポンプにもパワーが必要なんだ。
また、エアーの配分はちょっとしたことでバランスが変化してしまうよ。
その点、エアーノズルには、タカギの「ポットスプリンクラーやわらか用」を使用しているので、キャップの締め込み加減で、エアーの噴霧量を調整できるので便利だぞ。
↑ 2019.6.12
※剪定葉について
これは間違って実が熟す前に、下葉かきをやってしまったもの。