レモン栽培⑧ 完全復活!
2021.4月中旬
2年前は全く花が咲かず、1年前は少し花が咲き結果4個収穫、今年はようやくたくさん花が咲きました。
砂質で水はけが良すぎた土壌だったけど、冬季に牛糞たい肥を深く施肥したり、コンポスト腐葉土に油粕肥料を混ぜたもの表層に撒いたり、侵入してくるブドウの根を切断し繁殖を抑えたり、正しい剪定を行った結果、徐々にレモンの状態が良くなってきたみたい。
うまく受粉した花には、やがて小さな実がつく。
2021.6月中旬
小さな実が20個ほど着いた。
花はもっとたくさん咲いていたが、意外と実は少なめ。
それでもたま吉のレモンの木で20個収穫するのは、少々無理があるので早めに摘果することにした。
あまり実を着け過ぎると、実が大きくならなかったり、来年以降の結実が悪くなったりするため摘果するのだが、生理落下で勝手に実が落ちたりするので、摘果は慎重に行う必要がある。
たま吉の経験上、枝先に結実したものは生理落下しやすく、根元の方の太い枝から出た春枝(短い脇枝)に結実したものは落下しにくい。
透かし剪定を行い、樹幹内部に日光を当てる理由はここにある。
したがって、なるべく枝先の実を摘果する。
実1個に対して葉が20~30枚ぐらいを目安に摘果し、10個程の実を残すことにしたよ。
カミキリムシによる被害
最近レモンの木にカミキリムシがいるのをよく見かけていたが、レモンの木の近くにイチジクの鉢植があるので、それに寄って来るのだろうと気にしていなかったのだが、、、
ある朝、レモンの木を見ると枝の皮がこそげとられ白くなっている部分があり、すぐにカミキリムシの仕業とわかった。
手で捕まえて放り投げてやったが、またやってきそうだ。やれやれ
2021.7月下旬
レモンは順調に大きくなってきた。
2021.12月
大きなレモンが14個なりました。
ちょっと付けすぎたので、来年が心配。
「レモン栽培⑤」で先端から3分の1をカットした徒長枝から、生えてきた春枝にもレモンがついています。
レモンを収穫するときは、下の写真のように直近の枝分かれしたところを切るといいよ。
何故なら今年実がなった枝に、来年は花は咲かないからです。
来年花が咲く枝は、今年の春一番に生えた枝です。
レモン栽培のブログはこれで完結とします。