家庭菜園ブドウ栽培⑥ 広告紙で袋かけ
もうそろそろ梅雨が到来しつつあるので、早めに袋かけを行うことにした。
袋かけの目的
袋かけをする目的は、枝を伝って歩いてくる害虫から守るためと、ぶどうが雨に濡れてブルームが取れてしまうことを防ぐためなんだ。
ブルームがついているブドウの粒は、表面がつや消し色になっていいる。
このブルームが粒の水分を保ったり、病気にかかりにくくしてくれるんだ。
ブルームを農薬と勘違いする人が多いらしいけどね。
実際、農家では農薬を散布するけど、ブドウに農薬がかからないようにするためにも袋かけが必要みたいだよ。
果実袋の代用
袋かけの袋は、ここらのホームセンターには大きいのが置いてないので、以前はネットで購入したこともあったけど、袋をわざわざ購入するのがもったいないので、広告用の紙を使用しているよ。
広告用の紙は光沢のあるものであれば、少しぐらいの雨ならはじいてくれるんだ。
しかし、台風並みの風と大雨では、さすがにやぶれて飛んで行ってしまうのはしかたがないな。
古新聞入れの中をガサガサ探してみたが、あまりいい広告紙がない。
先日新車を購入したときに、カタログをもらいまくったのに全部捨ててしまったことを後悔。
普段から使えそうな紙は取っておかないとな~。
とりあえず最低限光沢のある紙を確保し作業にかかったよ。
ブドウ袋かけ作業
ちょうど撮影しやすいところに生っているこのブドウに袋かけをしてみよう。
作業手順
①ホッチキスする箇所が破けないよう、内側に少し折り曲げ2重にしておく。
②紙を半分に閉じて、閉じた上辺の中央に房の枝が来るようにする。
③上辺の半分を斜めに少し折り曲げて、ホッチキスで止める。
あまり大きく折り曲げると果粒が大きくなったときにスペースがなくなるので注意だよ。
↑ 2019.6.23 余談だが、スマホで撮影しようとすると勝手に顔認識になるのが面白い。
④反対側も同様に、斜めに折り曲げて(向こう側に折り曲げた)、ホッチキス。
虫が入らないように、房の枝の周りを隙間なく閉じるんだ。
⑤半分に閉じたときの開いている方を、念のため少し折り曲げ、同様にホッチキス
完成
下から見たところ
房のほとんどは、脚立の天板に登らないと手が届かないところに生っているので、危険作業だが、なんとかやり終えたよ。
葉や茎が込み入ってうまく袋かけができない房や、小さい房はそのままにして、40袋ぐらいを1時間半程で仕上げたかな。
ぶどう栽培で、一番しんどい作業をやり終えたので達成感があったなぁ。
後は収穫を待つだけだよ。
それでも、台風が来たらまたやり直しかもしれないけど、、、、
それまでにいい紙を探しておかないとな。