家庭菜園ブドウ栽培④ 摘心してみたよ
ブドウの花が咲き終わる頃、枝葉もほとんど展開し終わった。
↑2階から撮影2019.6.3
摘心
この時期に行う作業としては、摘心がある。
摘心は、枝先をカットすることで、新しい枝(新梢しんしょう)を伸ばそうとする成長力を、ブドウの房の成長にふり向けて、実を充実させるための作業で、房がついてる場所から先端に向かって、葉を7枚程残したところでカットする。
7枚といっても適当に長すぎるなっと思ったところでバシバシ切って、あっという間に作業は終わった。
新梢のわきからさらに小さい枝(副梢ふくしょう)も出てくるが、そいつは2、3枚葉を残して先端をカットする。
↑ぶどう新梢摘芯後 2019.6.3
↑ぶどう摘芯後 副梢カット 2019.6.3
ブドウの花
ブドウの花はとにかく地味で全く鑑賞価値がない。
房の粒々の先端から白く細い物が出ているのが花で、注意して見ないとわからないぐらいだ。
この花は数日で消えていくのだか、このわずかな期間で受粉するんだよ。
↑ ブドウの花(粒々の先端から出てる細いのが花)
ジベレリン作業
種無しブドウを作りたいときは、ジベレリンというホルモン剤入りの液体に、房をつける作業があるんだ。
ジベレリン作業は、花が咲いた後すぐに、間隔を空けて二度に分けて行うらしいが、たま吉の場合、自宅で食べるか、知人に配るぐらいなので、種があっても気にしないし、作業がめんどくさそうだし、発酵ジュースを作るときは、むしろ種があった方がいいので、今のところやったことがないよ。
下の写真は開花直後の写真だけど、今年は思ったより果粒がまばらになったかな。
ブドウは、同じ花の花粉で受精できる自家受粉だけど、雨が降ると花粉が流され受粉しにくくなることもあるようで、 全ての花が果粒になるわけではないんだ。
↑ぶどう開花終了直後 2019.6.4
マスカットベリーAはデラウェアと巨峰の中間ぐらいの粒の大きさなので、もう少し詰まった感じの方が良かったような気もするけど、、、