1月になるのを待っていた。
やっとぶどうの剪定時期が来たからだ。
この時期になるとマスカットベリーAは完全に落葉しているが、うっとしい枝がまだ残っていたので、早くすっきりさせたい。
↑ うっとおしいぶどうの枝 2021.1月初旬
ちなみに下の写真は、去年の剪定後の状態であるが、1シーズンで相当枝が伸びたことがわかるだろう。
↑ 2020.1月
去年はまだ貧弱な枝が多かったので、主幹の2本の枝以外は、ばっさりカットしていた。それでもたくさん収穫できたのでこれでも問題ない。
けれども今年は、しっかした結果母枝が残っているので、短梢剪定という方法に挑戦してみることにしたよ。
短梢剪定は下の写真のように、結果母枝を3芽の節でカットする方法である。
↑ 剪定前
↑ 剪定後
短梢剪定は、マスカットベリーAのような2倍体品種の樹勢が弱いぶどうに適した剪定方法で、樹勢が強い巨峰などは、結果母枝を7芽程残す長梢剪定するらしいが、樹勢が強い程たくさん枝を残すという考え方は、素人の発想では逆に思えてくる。
これには、樹勢が強いぶどうは剪定し過ぎてしまうと新梢がよく伸びるので、養分が新梢のみに消費されてしまい実付きが悪くなるという理由があるからなんだ。
↑ 剪定後
↑ 剪定後 (主幹は2階ベランダまで到達)
バッサリ剪定し、ゴーヤネットも取り外せたので庭がすっきりした。
↑ 剪定枝
ついでにぶどうの木の表皮はがしをしてみた。
表皮をはがす理由は、皮の裏に害虫が住み着く恐れがあるからなんだ。
皮はがしは尖がったものでめくり上げれば、簡単にはがせるの面白い。
↑ はがす前
↑ はがし中
今まで皮をはがして虫を発見したことは一度もないが、特に根元は虫がつきやすいと思うので念入りに。