イチジクの成長力はすごく早いので、根詰まりしないように根を1~2年毎にカットしている。
植え替えと言うと、普通は少し大きい鉢に移し替えていくことだけど、たま吉の場合はかなり大きな樹木用のポットを使用しているので、これ以上大きな鉢にすると、動かしたりするのが大変なので、鉢はそのままにして、根の量だけを減らすことで、新しい根が伸びるスペースを確保しているよ。
↑ 大きな鉢で育てているイチジク 2019.3.26
植え替え作業
養生シートを敷いてから、鉢をひっくり返して、イチジクの幹を引っ張ってみると、なんとか根をまるごと引っ張り出すことができた。
根を観察してみると、思っていたより根詰まりしてなかったけど、とりあえず作業することにした。
↑ 根っ子の様子
イチジクは永田農法で育てているため、通気性の良い鹿沼土しか入ってないので、根っ子をほぐすとパラパラと簡単に根と土を分離することができ、土の再利用ができるよ。
外周の根や、太い根、表層の根をハサミでカットし取り除く。
↑ 不要な根っこをカットしたところ 2019.3.28
鹿沼土の中に混ざっている細かい根は、いちいち手で取りだすのは大変なので、熊手を使って、根を引っ掛けて取り出す。
熊手は、錆びてる方が根っこが引っ掛かり易くなるよ。
できるかぎり細かい根も取り除いた方が、虫が入ったり、根が腐敗したりするリスクが少なくなるぞ。
↑ 鹿沼土の再利用
植え戻し
かなり新しい根っ子が生えるスペースができたな。
あとは、鹿沼土をパラパラ入れ戻し、住友液肥2号入りの水をかけ、ケイ酸カルシウムを表層に少しばら撒くだけなので簡単だね。
また鹿沼土は、水はけがいいので、鉢底石は不要だよ。鉢底石を入れた分だけ、鉢のスペースが減ってしまうしね。