たまちゃんの裏庭道楽

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サツマイモ栽培② 何個サツマイモが収穫できたかな? 芋の保存方法

つるを取り終えたポット苗をそのまま生育した結果

 サツマイモ紅はるかの葉がかなり茂ってフェンスを超え擁壁に垂れさがっている。

 中でも5月4日に植えたつる取り用のポット苗は、葉がしげり過ぎてツルボケしているような気もする。

 つるを取り終えたポット苗はすぐに処分してもよかったが、どんな芋ができるか確かめたかったのでそのままにしていた。

 しかし、他のサツマイモの日当たりが悪くなってきたし、植えてから5か月も経過しているので、ここらで芋掘りしてみることにした。

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↑2019.9.27

 

 ツルをすべて切り離して

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↑2019.9.29

 

 土を掘って、引っ張り上げてみると。

 

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↑2019.9.29

  ガックシ、5か月かけて葉があれだけ茂っていたのに芋が小さすぎる!

 予想はしていたが、ポット苗がこんなにも芋ができにくいとは思わなかった。しかも芋がとぐろをまいてるね。

 

 次回からは、ポット苗はツル取り専用と割り切り、ツルを取り終えたら、さっさと抜き取って、ツル苗だけを定植する方が良さそうだ。

 いい教訓になったよ。

  

ポット苗から採取したつる苗から始めたサツマイモの試し掘り

 ついでに6月末に植えたポット苗から採取したつる苗を、試し掘りしてみることにした。

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  ↑2019.9.29 試し掘りのつもりがっつり掘ってしまった。

 

 こっちもまだ小さいけど、ちゃんとまっすぐに芋が並んでるよ。

 順調に芋ができているようなので一安心。

 こちらはまだ植えてから3か月なので、サツマイモの生育期間である120日まであと1か月は必要なので埋め戻しておこう。

 サツマイモは、葉の数がピークに達した時期でも芋の大きさはまだ6~7割なので、芋掘りタイミングの見極めが大切だね。

 収穫時期は、葉の色が黄色みがかってきたころ、時期でいうと、本州では紅はるかの場合は11月初旬ごろが収穫時期のようだ。

 それと芋堀は前後に晴れた日が続きそうなときに行おう!

  

サツマイモの収穫時期到来

 11月2日、今日でポット苗から採取したつる苗を定植してから約120日が経過した。

そろそろ芋掘りを始めてもいい頃だろう。

 まず1か月前に試し堀りして埋め戻したサツマイモは、どれぐらいの大きさになったかな?

 

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                                              ↑2019.11.2

 掘ってみると、試し掘りした時より2倍ぐらい大きくなっている。葉の数は変わらないのに、わずか1か月の間に芋は急激に大きくなったようだ。

 それでも少し小さめだが、芋は大きくなり過ぎると甘みがなくなったり、筋張ってきたりするので、このぐらいのサイズで収穫することにした。

  

 次に、同じくポット苗から採取したつる苗で、一番日当たりが良く、コンクリートブロックの角で地温が上がりやすい好条件の場所に植えた芋を掘ってみる。

 土の中の芋の状態が分かりやすいように、引っこ抜かずに周りの土を取り除いてみたよ。

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 予想通りいいサイズの芋が縦に並んでいるね。

 サツマイモを育てるときは、水やりと、肥料は控えめにするのが原則だけど、 この株の場合、隣にしし唐を植えていたので、元肥も、追肥も(液体肥料)やっていたし、毎日水もやっていたけど、結果的にサツマイモの生育には特に影響はなかったようだ。

 しし唐も大きく成長したことから考えると、夏野菜とサツマイモの生育は邪魔し合わない関係なのかもしれないぞ、もしそうだとすると狭い畑でも2種類の作物を育てることが可能になり、効率的な栽培方法と言えるかもしれない。

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1個のポット苗から何個サツマイモが収穫できたかな? 

 結局、ポット苗から採取したつる苗7株分の芋を掘り、これだけサツマイモが収穫できたよ。

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                 ↑2019.11.2

300円ぐらいのたった1個のポット苗から、こんなにサツマイモが収穫でき、かなり得した気分。

 もっと畑が大きければ、ポット苗1個でも20株ぐらいは収穫できると思いますよ。

 

サツマイモの天日干し

 収穫した芋は、土をあらかた軍手で落とした後(水で洗ってはダメ)、雨の当たらない場所で天日干しするよ。

 掘ったばかりのサツマイモは水分が多く、このまま保存するとカビが生えて腐ってしまうので、晴天で3日以上放置して、芋の水分を減らしていくんだ。

 

 

サツマイモの保存方法

 サツマイモの最適保存温度は10~13度、最適湿度85~90%で通気があるところ。

 保管期間は3ヶ月ぐらいまでだ。

 じゃあ実際どこに保存すればいいだろうか?

 たま吉の場合、1週間ほど泥付きのまま天日干した後、芋の土を軍手で綺麗に落として、一つ一つ新聞紙で包み、密閉しないで、普段使わない2階北側の部屋に置くことにしたよ。

 昨年までは、新聞紙で包んで、蓋つきの発砲スチロール容器の中に入れて、床下に保管していたが、床下は外気温と同じなので、芋が弱って腐ってしまったりしたので、今年はその反省で屋内に保管することにした。

 日が当たる部屋は暖かくなることがあるので、芽が生えてきたりするおそれもあるので、日の当たらない北側の寒い部屋を選んだ。

 それでも太い芋は水分が抜けにくくカビやすいので、先に食べたほうがいいよ。

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    ↑新聞紙で包んだところ、 小さい芋は包むのがめんどくさいので、

     冷蔵庫にそのまま入れて、炊き込みご飯の具材としてすぐ食べることにした。

 

 サツマイモの炊き込みご飯

 紅はるかで炊き込みご飯を作ってみたところ、紅はるかの甘さと、加えた塩のバランスが絶妙ですごく美味しかったので、ハマってしまい最近は毎日サツマイモの炊き込みご飯を炊いている。

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↑ 2合炊きの場合、このぐらいの小さい芋で充分

 

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 普通に2合炊きの分量の米と水を入れて、塩を小さじ1と1/4杯ぐらい入れて、細かく刻んだ芋を上にのせ、そのまま普通に炊き上げる。

 

 炊き上がったら、かき混ぜて芋をちりばめる。

 紅はるかは柔らかいので、米と絡みついてよく味がなじむので、炊き込みご飯に適しているような気がするよ。

         

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