2021.3月中旬
昨年は、あえて夏枝や秋枝を生え放題にしてみた。
理由は、葉数が少なかったことと、木の成長を優先したかったからで、夏枝は無駄なエネルギーを消費するが、木自体は大きくなるので根も広がり丈夫になるのでは?と考えたからだ。
また冬場の寒風を防御するためにも夏枝があった方がいいと思ったしね。
昨年春に、古い葉は全て落としていたので、下の写真の葉は全て昨年の春以降に生えたものだ。
わかりやすいように夏枝は赤線、秋枝は青線で描いてみたよ。
夏枝は下の写真のように徒長枝になりやすい。
また秋になると、春枝や夏枝の先端からさらに秋枝が伸びてくる。
これらの枝には実はつかないので、冬が終わったら剪定するよ。
秋枝は、春枝より色が薄いので見分けられる。
2月には、今年もブドウの木との境目に深穴を掘って、寒肥として発酵牛糞堆肥と牛骨粉を仕込んだ。
今年は寒波が厳しかったので、葉が例年のように黄色くなってしまったが、それでも防寒対策なしで、なんとか耐えてくれた。
葉が黄色くなる対策としては、コンポストの腐葉土に油粕を少々加えたものも表層の所々にまいておいた。
油粕のような窒素肥料は葉肥(はごえ)とも言われているからね。
あとは春枝が生えるのを待つだけだよ。