レモン栽培⑥ やっと収穫
2020.7月中旬
収穫できそうな実
今年は何とかレモンを収穫できそうだ。合計4つであるが、昨年の無収穫と比べると満足である。
こっちのは同じ枝に2個実っている。本来なら欲張らずに1個にすべきであるが、貴重なので実を残すことを優先した。
2020. 7月中旬
ちょっと気になるのが葉の色が外側が黄緑色で、葉脈のみが緑色になっていること。 昨年のように葉が黄色くなっていくのかな~と少し心配だ。
肥料はペレット状の有機肥料をメインで施肥することにし、オープンコンポストの底に溜まった腐葉土を少し表層に撒いてみたり、時々液肥も施している。
また下の写真では花が少し咲いているが、この花は春一番に咲く花ではなく、夏に咲いた花であるから実にはならない。( レモン栽培②その4 参照 )
花の後、小さな実がついたけど、予想どおり落ちてしまったよ。
2020.8月下旬
葉の色はだんだん全体的に濃くなってきた。
これで一安心、後はレモンの実が立派に育つのを待つだけだ。
2020.12月初旬
今年もすす病で葉が黒くなりがち、水をかけながら指でごしごしこすればとれるのだけど手が冷たい~。
↑すす病になった葉
↑洗浄後
2020.12月下旬
色も黄色くなったので、そろそろ収穫します。
収穫するときは、当ブログの「レモン栽培②」その5 でも書いたように、「前年実がなった枝には実がつかない。」を思い出して、枝ごと切り落としてみよう。
さて枝ごとと言ってもどこから切ればいいだろうか?
こちらのレモンは1枝から2個収穫できたので、枝も相当疲弊しているはず。
昨年の春に生えた枝の根元からカットします。
こちらのレモンのそばには葉色のいい今年の春枝が生えています。
来年実をつけるかもしれないので春枝はなるべく残したいので、果実の直近の分岐でカットすることにしました。
収穫は4個のみですが、栄養が集中したせいか大きなレモンになりました。
塩レモンの作り方
肉料理やスープ等に塩レモンを少し入れるだけで、味が引き締まりおいしくなるので重宝していたが、昨年はレモンが収穫できず在庫が切れ困っていたので、早速作ることにしたよ。
1.まず保存ビンを熱湯消毒。
2.レモンは水で洗って、表面をきれいにふき取る。
3.レモンと塩の量を測る
塩の量はレモンの10~15%。
レモンは4個で864gあったので、塩は10%以上、つまり87g以上入れればいいね。
たま吉の場合は、1年くらい冷蔵庫で保存しながら使うので塩を多めに入れているよ。
4.レモンをスライスして、ビンの中にレモンと塩を交互に詰め込む。
塩レモンを調味料として使う場合は、こまかく切る方が取り出しやすいよ。
また、ビンに詰めるときは発酵による炭酸ガスの発生を考慮して、8割ぐらいで詰めるようしよう。
5.1か月ぐらい直射日光の当たらない冷暗所で発酵させる。
最初は1日1回蓋を開けて混ぜた方がいいよ、レモンについている天然酵母が一次発酵するときに、酸素を消費、炭酸ガスを発生するからだよ。
といっても塩レモンの場合は、ブドウのように強烈に発酵しないので、そんなに気にしなくてもいいかも。
6.1カ月経過したら、冷蔵庫で保存します。
↑ 1か月後